第6回将来航空推進システム技術創成オープンワークショップ

「将来航空推進システム技術創成オープンワークショップ」は,講座の研究・教育活動をご紹介し,将来の航空推進技術を広く議論するため,講座発足時より毎年開催しております.

本年度は2019年3月27日(水)に開催することが決定いたしました.プログラムは,下記ホームページを随時更新して展開いたします.また,参加登録も下記ページからお進み下さい.

皆様のご参加をお待ちしております.

第6回将来航空推進システム技術創成オープンワークショップ

第3回将来航空推進システム技術創成オープンワークショップ

3月29日(火)、東京大学武田ホールにて第3回将来航空推進システム技術創成オープンワークショップを当講座主催で開催いたしました。第3回にあたる本ワークショップは、本年3月をもって終了する第1期の活動の総括として行いました。講座の3つの研究活動(環境テーマ・エネルギーテーマ・ものづくりテーマ)の概要を、大学・メーカによる7件の講演を通じてご紹介し、将来航空推進技術の展望についてProf. Benzakein(The Ohio State University)による招待講演がなされました。また、二村尚夫氏(JAXA)、貴志公博氏(MHI航空エンジン)、木下康裕氏(KHI)、輪嶋善彦氏(本田技術研究所)、山脇栄道氏(IHI)を交えて「航空エンジン技術の展望と社会連携講座への期待」と題したパネル討論がなされ、この中では4月から始まる講座第2期に向けた要望等ご意見をいただきました。当日は航空エンジン・航空機全般に携わる方々をはじめ、幅広い分野から100名近い方にご参加いただき、活発な議論がなされました。(渡辺・岡井)

 

企画講演「More Electric Engine and Electric Propulsion for Aircraft」

3月18日(金)、香川県高松市にて開催のAsian Joint Conference on Propulsion and Power 2016(AJCPP2016)(兼第56回航空原動機・宇宙推進講演会)(日本航空宇宙学会主催)にて、エネルギーマネジメント分野担当の岡井敬一特任准教授の企画による企画講演「More Electric Engine and Electric Propulsion for Aircraft」が実施されました。これは、本講座エネルギーマネジメント分野の研究課題である航空エンジン電動化技術について、航空機システム電動化・推進システム電動化に関する取組の紹介と議論がなされることを目指して企画されたものです。国内外の大学・研究機関・メーカによる合計6件の講演があり、それぞれ活発な議論がなされました。

OS「実験とシミュレーションの融合による複合材料の合理的強度評価」

11月23日(月)、慶応義塾大学矢上キャンパスにて開催のM&M2015材料力学カンファレンス(日本機械学会主催)にて、ものづくり分野担当の青木隆平教授、吉川暢宏教授、藤本浩司教授企画によるOS「実験とシミュレーションの融合による複合材料の合理的強度評価」が実施されました。本社会連携講座関係の他、大学・企業などから、複合材料の強度・損傷に関する実験・シミュレーションの最新の話題として6件の講演発表がありました。大変多くの方にご参加いただき、活発な議論、意見交換が行われました。

フォーラム「CFRP in Aircraft Engine Technology」

11月18日(水)、東京都虎ノ門ヒルズにて開催のInternational Gas Turbine Congress 2015 (IGTC2015)にて、ものづくり分野担当の青木隆平教授の進行のもと、フォーラム「CFRP in Aircraft Engine Technology」を開催しました。IHI、JAXA、東大から航空機用ジェットエンジンの高性能化に必須なCFRPに関する技術、課題、研究状況に 関する報告があり、講演後に各種議論が行われました。

フォーラム「Perspective on Electric Propulsion Technologies for Aircraft Applications」

11月17日(火)、東京都虎ノ門ヒルズにて開催のInternational Gas Turbine Congress 2015 (IGTC 2015)にて、エネルギー分野担当の岡井敬一特任准教授の進行のもと、フォーラム「Perspective on Electric Propulsion Technologies for Aircraft Applications」を開催しました。NASA, Rolls Royce, JAXA から旅客機向け電動推進システムに関する検討・研究状況に関する報告があり、講演後に活発な議論が行われました。

企画講演「ジェットエンジンの構造・材料技術」

11月13日(金)、愛媛県松山市にて開催の第53回飛行機シンポジウム(日本航空宇宙学会、日本航空技術協会共催)にて、ものづくり 分野担当の青木隆平教授・横関智弘准教授企画による企画講演「ジェットエンジンの構造・材料技術」が、実施されました。これは、CFRPの品質と 強度の関係、衝撃損傷解析をはじめ、ジェットエンジンの構造・材料で新たに課題となる事項についての紹介と議論がなされることを目指して企画され たもので、飛行機シンポジウムでは3年連続3回目の企画講演となりました。多くの方にご参加いただき、大学・JAXA・メーカによる講演と活発な 議論がなされました。

第2回将来航空推進システム技術創成オープンワークショップ

7月15日(水)、東京大学弥生講堂にて第2回将来航空推進システム技術創成オープンワークショップを当講座主催で開催いたしました。講座の3つの研究活動(環境テーマ・エネルギーテーマ・ものづくりテーマ)の概要を、大学・メーカによる8件の講演を通じてご紹介しました。また、NASAにおける将来航空推進技術の長期的な取り組みと展望についてDr. Madavan(NASA)による招待講演と、航空機への液体水素と超伝導の適用可能性について山口作太郎教授(中部大学)と小島孝之氏(JAXA)を交えたミニパネルディスカッションがなされました。当日は航空エンジン・航空機全般に携わる方々をはじめ、幅広い分野から100名を超える方にご参加いただき、活発な議論がなされました。(渡辺・岡井)

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企画講演「新形態航空機のための機体と推進システム」

4月16日(木)、東京大学山上会館にて開催の日本航空宇宙学会第46期年会講演会(日本航空宇宙学会主催)にて、エネルギーマネジメント分野担当の岡井敬一特任准教授とJAXA田頭剛氏の企画による企画講演「新形態航空機のための機体と推進システム」が実施されました。これは、本講座エネルギーマネジメント分野の研究課題である航空エンジン電動化技術において重要となる機体・エンジン統合評価について、エンジン電動化やその他技術に関して国内でなされている取組の紹介と今後の機体・エンジン両技術分野の連携に向けた議論がなされることを目指して企画されたものです。大学・JAXA等による合計9件の講演があり、それぞれ活発な議論がなされました。

企画講演「航空機エンジン電動化技術」

3月9日(月)、富山県富山市にて開催の第55回航空原動機・宇宙推進講演会(日本航空宇宙学会主催)にて、エネルギーマネジメント分野担当の岡井敬一特任准教授とJAXA田頭剛氏の企画による企画講演「航空機エンジン電動化技術」が実施されました。これは、本講座エネルギーマネジメント分野の研究課題である航空エンジン電動化技術について、航空機システム電動化・推進システム電動化に関する取組の紹介と議論がなされることを目指して企画されたものです。大学・JAXA・メーカによる合計10件の講演があり、それぞれ活発な議論がなされました。(岡井)